家電製品というものは10年前後を境に不具合を起こすものらしい。
これまで電子レンジからはじまり、掃除機、テレビ、洗濯機、冷蔵庫を買い替え、電動アシスト付き自転車も新しいものにかえたばかり。
あとひとつ、リビングのエアコンをどうすべきかを考えていた。
暑くなるまえに事前の対策として、家電量販店でエアコンを購入したのは2020年5月13日のこと。
製品は業界大手であるダイキン工業のエアコン。納品日は一週間後の5月20日に決定し、これでひと安心のはずだった。
折しも、5月20日以降は不安定な天候の肌寒い日がつづいた。
さっそくエアコンを暖房にしたところ、瞬時に室内はほんわりポカポカ。
さすがダイキンのエアコンと高性能に満足したのはいうまでもない。
5月26日ごろから初夏らしさが戻り、まだ冷房には早いためドライで稼働。
しかし、どうも冷え感がない。
設定温度を27度前後にしていたからなのだろうと、そのときはさほど気にもとめていなかった。
ところが、その翌日から不可解な作動。スイッチを入れても運転ランプが点滅するばかりで稼働しない。取扱説明書を見て、電源プラグを抜いて再び差し込めば正常運転に戻るという項目を実践。
たしかにそうすれば動き出すのだが、なにかおかしい。
5月28日の夕方、蒸し暑さにこの日はじめてエアコンを使用。
やはり運転ランプの点滅。
しかも、冷房運転にしたところ、設定温度を最低の19.5度にしても吹き出してくるのは送風だけ。
購入してから数回しか使っていないのだから、これは明らかな不良品。
ダイキンを信頼して買ったというのにがっかり。
即座にダイキンのカスタマーセンターへと電話したのはいうまでもない。
担当者の指示にしたがい、エアコンのコントローラーに表示されるエラーコードを調べたところ、「U0」であることが判明。
U0とは、冷房のガスが漏れているのか、温度を検知するセンサーの基盤が破損あるいは不具合を起こしているのだとか。
予約した最速の修理日は、6月2日とのこと。
買ってすぐに故障したのだから、欠陥品であることはいうにおよばない。
求めたのは修理よりも新品との交換であるのも当然だろう。
「ごくまれにあるんです。部品交換で大丈夫ですから」
まさか業界大手でしかも世界的な実績を有し、高い評価を得ている空調メーカーのダイキン工業が、これで済ませることはないにちがいない。
もちろん時期が時期である。
かといって、こちらが先手、先手で夏場対策をしたというのにメーカーの都合で新しいエアコンが設置されるまで暑さを我慢するつもりは毛頭ない。
とりあえず、部品交換で急場をしのぎつつ、一週間後なのか二週間後なのか、ダイキン工業の顧客対応を見守るしかないだろう。
しかしながら、このブログを書いている5月29日。
この日は最高気温28度の天気予報。
猛暑の足音はひたひたとちかづいている。
6月2日にどんな結果が出るのが、第2報でご報告したい。