まさか第3報まで続くことになるとは思いもしなかったこのテーマ。
5月20日に取り付けしたエアコンは欠陥品。迅速な対応で販売店のケーズデンキが新品交換してくれたのは6月1日のこと。
当日、わが家にやってきたのはふたりの取付業者。テキパキと交換作業を済ませてくれて、通常は2時間ちかくかかる所要時間は90分もかからないスピーディさだった。
ところが、いざ試運転の段になって、リモコンを操作していた取付業者のひとりが絶句。
1台目のエアコンは冷房が利かず、途中でセンサーの異常で停止してしまうというものだった。
そして、新品交換した2台目は、電源すら入らないという欠陥品。
作業を見守っていた私も絶句したのはいうまでもない。
取付業者がコンセントの電圧や通電状況を調べたり、配線具合をたしかめたりしても異常なし。仕方なくエアコンのパネルを外してなにかしらの原因を探求はしたものの、見つかるはずもなかった。
その場ですぐにケーズデンキに電話し、新品交換を即断してくれた担当者にそのことを報告。
絶句したのはケーズデンキの担当者も同じ。
その後はお互いに笑うしかなかった。
「どうしましょうか、他のメーカーに取り換えましょうか」
「いや、さすがに3度目はないでしょう」
「ではすぐに在庫確認と取付スケジュールを調べてみます」
ものの5分後には翌々日の6月3日に工事日が決定。
「天下のダイキンがめずらしいですねえ」は、取付業者。
長年、家電製品の取付工事を請け負っているが、2回も欠陥品に当たるのはめったにないとのこと。しかも、ダイキンのエアコンでいえば、欠陥そのものがめずらしいと驚いていた。
それであっても、わが家では2回連続のハズレくじ。
やはり、ダイキンとわが家は相性が悪かったようだ。
翌々日の6月3日、前回とちがう取付業者の来訪を受けたが、過去2回の経緯を知っているためか、たっぷり2時間をかけての入念な取付作業。
そのおかげなのか、3度目の正直でようやくダイキンのエアコンは正常稼働。
冷房を入れれば、ほどなく冷え冷えの快適空間。
6月3日を境に暑さと湿気がひどくなってきたから、ギリギリのタイミング。
こうならないように早めに夏場対策をしたというのに、とんだ一連の騒動だった。
が、まだ油断はならない。
まさかとは思うが、第4報がないことを願うばかりだ。